住まい手とつくり手とが一緒になって、家族の幸せのための家づくりをすることをめざします

2011年11月30日

日光野鳥観察会@足尾

日光の野鳥観察会に3回目の参加です。

場所は足尾久藏沢。
あの足尾銅山の跡地にある沢沿いの道を歩きました。
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足尾銅山は下流域の住民を苦しめた鉱毒事件で有名ですが、付近も採掘の傷跡は顕著で、銅の精錬過程の煙害で山は禿山状態だったそうです。
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しかし近年は盛んに植林や間伐材を使った山肌の被覆が行われて、ボランティアや観光に訪れる人も多いそうです。
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今回は、この時期見られる冬の小鳥と、猛禽類が目当ての観察会でした。

自分たちだけで歩いても、気付くことすら無いかもしれないたくさんの鳥たちに会うことができました。

歩き初めてすぐに出会ったジョウビタキは、胸一帯が綺麗なオレンジ色をした愛らしい姿。

群で飛び交い、枝を忙しく行き来するカワラヒワは、双眼鏡で捉えるのも大変。緑っぽい体の色がかろうじてわかります。

ホオジロもつがいなのか2羽で一緒に移動。
スズメを美しくしたような佇まい。よく観察できました。

河原の石辺を速いスピードで行き交うのはセグロセキレイ

猛禽では、遠い山の上空を旋回するトビに何度か出会いました。

そして、大型猛禽のイヌワシにも遭遇。
かなりの上空を飛んでいてもその存在感に惹きつけられるます。
頭頂部の金色が目印とのことですが、下から仰ぎ見たのでそれはわかりませんでした。
羽下の白斑は見届けました!
翼を広げた状態で、2メートルにもなるそうです。


今回私が一番魅かれたのはカワガラス
水に潜って採餌する鳥で、浅瀬をひょこひょこ移動したり、潜ったりする姿が一生懸命で愛らしい。
こげ茶色の艶々した羽と、丸っこい体つきがユーモラスで、目が離せませんでした。
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かろうじて撮った一枚。

他にも、アカゲラ、コガラ、コゲラ、ミソサザイ、エナガなど、同行のベテランウォッチャーさん達は確認したとのこと。
ヤマガラ、カケスはさえずりのみを聞いたそうです。

我々の住まいの近くでもお馴染みの、ヒヨドリ、ハシブト・ハシボソカラス、スズメ、シジュウカラ、コガモ、キジバトも、ここ足尾に棲んでいました。

前回に続き今回も、ニホンザルの群に遭遇しました。
沢沿いの道を歩く間や、皆でお弁当を広げた広場前の小山でも。
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お弁当を狙われるかな?と興味と怯え半々で心配しましたが、まったく食べ物に興味を示さなかったのは意外でした。
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前回のように威嚇してくることもなく、珍しそうに遠目でこちらを観察している様子でした。

鹿の足跡も発見。
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動物の歩行は前足と後ろ足、ほぼ同じ場所を踏むのだそうです。
この鹿もしかりですね。

それにしても、、、
毎回感心するのは、皆さんの対象を見つける速さと正確さです!
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肉眼でパッと見つけ、双眼鏡で確認し種類を言い当て、スコープでアップに捉え、はたまた望遠カメラで写真に収め、と神業としか思えませんexclamation×2

何度かスコープで大写しにした鳥を見せてもらいましたが、目の前で生き生きと動いているようで、感心しました!
遠い斜面で草を食む鹿の後姿もスコープで覗かせてもらいましたが、自分で双眼鏡を握ってもまったく見つけることができないのは、一体なぜなんでしょうふらふら

いつか、皆さんのようになれるかな〜。



わが家メンバーで、初めにマイ双眼鏡を手に入れた娘Aです。
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なかなか様になってますexclamation&question

今回の観察ウォーキングでは、娘Aに歩数計を待たせました。
スタート地点に戻ってきて見たら、12,000歩を超えていました!

同じ行程を歩いてAのは6,000歩ほど。
ストライドが違うので、皆のほぼ2倍の歩数を娘Aは歩いていたことがわかりました!
よく頑張りましたね右斜め上


おまけで。
わが家の前の通りの木に遊びに来るメジロ。
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さえずりもかわいく、毎朝心待ちにしているAが撮った写真です。(ピンボケ)
家族の間でも、鳥や山歩きの話題が増えてきたこの頃です。




posted by katsumi at 21:12| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月16日

戸田の家−建具・家具工事

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越生町の山田建具店さんには、もう20軒近くの住宅で木製建具をお願いしています。
我々が手配まで行う施主直営工事でない場合も、工務店さんにご紹介するなどして、お願いすることが少なくありません。

山田さん、会話しているときの軽いノリとは違い、意外に職人気質で、こちらの無理難題に、絶対出来ないとは言わずに応えてくれるのです!
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越生の工場にも何度も伺っていて、ストックしている材料や加工機械なども凡そわかっている点も安心です。


戸田の家でも、玄関ドアに始まり、木製の建具・家具は山田さんの手によります。

建具工事の一歩目は、大工さんが室内の枠を付け終えた後での現場採寸です。

寸法を持ち帰り工場で、2〜3週間をかけて制作をします。

戸田の家では、造り付けの家具を先行して制作・設置いただきました。
家具は、壁仕上げや設備機器、電気や照明との絡みがあり、家具設置後に他の工事といったケースがあるためです。
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それに対し、建具はそういったことが少ないため、他の仕上げ工事が終わってから、一挙に搬入設置となります。
建て込み、と一言で言っても、現場での作業は種々あります。


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玄関ドアの建て込み。
カンナ片手に、微妙な寸法合わせを行います。

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ハンドルや錠など金物設置

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アクリルパネルのコーキング

引出しの前板の寸法調整
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障子紙貼り
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他にも引戸レールの敷居への埋め込みや、折戸レールや丁番の取り付け、戸当たりや設置やラッチの堀込など、カンナ、ノミ、ドライバー、サンダーなど、まあ、たくさんの道具を使う作業です。

付随する作業もあり。
助っ人で、ガラス屋さんとペンキ屋さんも登場です。

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引違の框戸に入るアンティーク風の型ガラス入れは、須藤硝子さんの手によります。
いつものコンビで山田さんとは息ピッタリ。

フラッシュ戸のペイントも山田さんの仲間の職人さんが現場塗装。
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玄関ドアと靴入れ

靴入れ扉の手掛けディティールに注目!
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玄関/廊下の引違戸

縦太格子の間仕切り障子。広幅!
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子ども室出入口+クローゼットのフラッシュ戸
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折戸と引戸の組み合わせなり。

トイレドア
明かり取りのアクリル棒は特注し、山田さんに在庫してもらっています。
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タタミ下、キャスター付引出し
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紹介が最後になりましたが、、、。
山田さんが頼りにしている(?)お弟子さんは、このとおり女性です!
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木工を学びたいと山田さんの元で修行中の大島さん。
女性の視点を生かした建具・家具づくりを目指し、山田さんにどやされながらも日々奮闘中です。

ガンバレ!
これからもよろしく。






posted by katsumi at 13:14| 埼玉 ☔| Comment(0) | 住まいの設計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月12日

バラ色のジャム

秋も深まってきました。
とある日、仕事を置いといて一日ジャム作りをすることに決めました。

注文しておいた、加工用の紅玉といちじくが前日に届いていたので。

「加工用」とは、形や大きさが不揃い、少しキズがあるなど、通常品の規格から外れてしまった果実を集めたもので、傷んでいたり生で食べられない、といった類のものではありません!

価格は超特価、まとめ売りが基本です。

青森から届いた紅玉10kg。
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掛川の無花果5kg。
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こちらはヘタを取った冷凍加工品です。

ジャムを詰める保存瓶も用意済みです。
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一瓶の容量は185ccと、やや小さめのを選びました。
開封後、傷む前に食べきれるよう。


原材料合計15kgのジャム作りは、やっぱり大変でした…。
剥く・割る・ヘタ取りなどのルーチンワークが果てしない。
これを生業にするのは無理だな〜、皮剥き機欲しいな〜とブツブツ言いながら、数時間の作業。


無花果ジャム。

ドリップが出切らない半解凍の状態で皮むき、そして四つ割りに。
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5kgです! 大きなボウルに山盛りに。

前と同じ半量のグラニュー糖、レモン汁3個分、シナモンを加え煮込みました。
ペクチンが少ない品種だったか、煮込み時間が足りなかったか、ちょっと緩めで完成ということに。

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スタンダードリンゴジャム。

半分の5kgを、定番の紅玉りんごジャムに。
薄切りにし、グラニュー糖とレモンを加えてとろみがつくまで煮ます。
あめ色の透明感のある仕上がりに、満足満足。
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そして今回の「こだわりの一品」がこれです。
紅玉のバラ色ジャム。

紅玉って酸味が強いのが特徴の品種です。
ジャムやお菓子にした際、この酸味がしっかり残り、リンゴらしい風味に仕上がるのが重用される理由です。
が、皮の色の赤の濃さも他より抜きん出ています。
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磨くとこんなに綺麗な真紅です。

この皮の色を生かしたいと、、、。

皮を剥く際、厚剥きにして、皮に果肉をたくさん付けた状態に。
これをリンゴの実とは別に砂糖煮にすると、

煮るうちに、皮の赤が移って濃い赤色の果肉が採れるのです!
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これがリンゴ25個分!

この真紅の果肉を、他の果肉の砂糖煮と合わせ、風味付けにたっぷりの赤ワインを加え煮込みます。
均一に色が付くよう、ミキサーを使って粗めのペーストに。
砂糖は控えめで、まあ、大人の味ってヤツですね(笑)。

やさしい色合いのバラ色ジャムになりました。
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購入した瓶では足らず、手持ちのものを総動員して、やっと納めることが出来ました。
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今回は常温保存を目指したので、瓶の煮沸や、蒸し器を使った脱気殺菌を丁寧にやりました!
冷えると「ポコン」と言って凹む蓋を使用。

さあこれで一年間、ジャムに飢えることは無いでしょうパンチ









posted by katsumi at 12:07| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 食べる・飲む | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月08日

戸田の家−電気工事

照明器具、換気扇、コンセントやスイッチのプレートなどの電気器具設置も、工事終盤の仕事です。
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とはいえ、この時点で設置場所を考えながら取り付け、というわけではもちろんありません。

照明器具なら既に壁や天井のボードに穴が開けられ、配線が顔を出しています。
スイッチ類も壁の中に配線ボックスが取り付けられた状態にまでなっているわけです。
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24時間換気扇とコンセント
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換気扇や給気口の屋外部分のフード取付も電気屋さんの仕事です。
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火災報知器
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天井に付ける場合は壁からの、壁設置の場合は天井からの離れ距離が法令で定められています。


書斎デスク上のアウトレット
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左の4つ口コンセントは全てアース付。パソコン関連の機器からの電磁波を逃します。
右のプレート左側は電話とインターネットの取り出し。ルーターを介して分岐し、左のLAN配線に送ります。既に仕込んだLAN配線は、カテゴリー6です。

将来2室に分割予定の子ども部屋は、天井付けのシンプルな蛍光灯を2ヵ所設置。
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入口にスイッチが付かないため、器具でプルスイッチ対応。
器用な電気屋さんの工作によります!

寝室ベース照明は天井中央付近にダウンライトを3灯並べて。
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ダウンライト用の穴あけは天井面への配線取り出しのタイミングで行わなければならないので、器具の品番決定は早めに。穴の大きさはΦ150とか、Φ125とか、器具によって異なります。

キッチンの天井はロフトの床板をそのまま露わしとしているため、照明配置は悩みどころ。
オープンなキッチンで、手頃な位置に器具の付けられる壁が無いため、やはり天井付けに。
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実は配線が少し露出しているのですが、極力目立たなく仕上がっています。
さすがいつもお願いしている新明電業さん、ポイントは押さえてくれています!
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工事終盤の照明設置は、設計した我々にとっても期待と不安のないまぜな瞬間です。
明るさが足りていたか、逆に多すぎなかったか、狙ったデザイン効果が表われたか、器具の見え方はよかったかなどなど。
これまでの経験で判断し決めているものの、器具を設置し、灯してみて初めてその結果が見えるのが照明ですから。
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この梁上の間接照明は、この家のハイライトのひとつ。
まっしろな漆喰の天井を照らし、落ち着いた明るさを放っています。


今後は、電力消費の縮小や重装備過ぎない電化計画、電磁波対応などと積極的に向き合いながら、建主さんの生活に即した照明や配線計画、マルチメディア対応などをブラッシュアップさせていきたいと思います。





posted by katsumi at 12:13| 埼玉 ☔| Comment(0) | 住まいの設計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月03日

第32回吉田桂二個展

わが師、吉田桂二さんの個展に出かけてきました。

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旅先の風景・建物を、墨と水彩絵の具で描いた数十点の画の展示がありました。

今回描かれているのは、チェコのプラハとその周辺。

ヨーロッパの中では馴染みの薄い東欧ですが、プラハは美しい街ですね。

大聖堂や王宮、歴史的な建造物の数々で埋め尽くされているようです。

「昔、鉄のカーテン時代に行って以来だが、随分と雰囲気のいい街になっていたよ」と桂二さん。
傘寿を過ぎていらっしゃいますが、プラハでは殆どを歩いて見てまわったとのこと!

驚きと共に、お元気さに深く安心いたしました。

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会期中、午後は会場に滞在されています。
是非、皆さまもお出かけください。
↓クリックすると拡大
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このギャラリーは、我々の古巣、連合設計社市谷建築事務所の1階部分。

毎年こうして個展を訪問する際に事務所にも顔を出し、懐かしい面々や後輩たちと賑々しくお喋りして帰ってくるのが恒例になっています。

今回は西新井現場の帰路だったので、例の「豆つばき」さんのもなかを手土産に。
「自分で餡を入れるんだ〜」、「皮がパリパリ」と好評でございました!
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posted by katsumi at 16:46| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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