住まい手とつくり手とが一緒になって、家族の幸せのための家づくりをすることをめざします

2011年09月27日

美味しい秋が来た

空気が爽やかになってきましたね。
味覚の秋も深まってきました!
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図面描きが立て込んでくると、なぜか「何かを作りたい」願望が沸いてきて困ります。
ミシンを出してきてソーイングとか、日曜大工なんかを思い切りやりたいのですが、Aの冷たい視線が怖いので、対象を料理に切り替えてフラストレーションはらしです。

スーパーで豚の肩ロースブロックのセールを見つけると買って作るのがこれ。
焼き豚(煮豚?)です。
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肉の表面を焦げ目が付くまで焼いた後煮るだけのもの。
ですが、タコ紐で縛ったり、灰汁を取ったり、照り出しの煮汁をかけ続けたりと、無心にやれる作業が好きです。
味を滲みさせる為、二日にかけて作るのがポイント。まあ、ほっとくだけですが。

残った煮汁は冷凍して次回に足して使うのです。
肉の向こうに写っている瓶の液体がそれ。
もう何度も繰り返しているので、焼き鳥屋さんの秘伝タレみたいになってます!
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最近知ってマイブームになっているのが「ケーク・サレ」。
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砂糖を入れない塩味のケーキです。
具は、いろんな野菜、チーズ、ハムやベーコンなど何でもよく、ケーキだけれど、おやつと言うよりしっかり「ごはん」になります!

この写真のは、パプリカ・インゲン・コーン・ベーコンを入れましたが、オリーブやドライトマト、アスパラガスなどもイケます。

玉ねぎとニンジン・コーンを入れて作ったときは、娘A曰く「シチューのケーキだね」と。
なるほど、ホワイトシチューのような味でした。

キッシュに比べバターも控えめだし、野菜もたくさん取れ、見た目もかわいい。
おすすめでございます!



これは、おととい作ったジャージャー麺。
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我が家の定番ですね、冬以外、年に10回は食卓に登場します。
各々が麺の上に野菜を盛り、肉味噌をかけ、混ぜて食べます。

野菜は、ねぎ、モヤシ、エノキ、きゅうり、水菜、カイワレ。
ほうれん草もイケます。

この日は赤味噌を切らしていて、麹味噌で肉味噌を作ったら娘@から苦情。
肉味噌の色が薄いと、食欲をそそらない!と。
仰るとおりです…。



ついでに美味しいいただき物ネタも少し。


浅草・桜屋さんのかりんとうです。
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建主さんから頂戴したもの。
とっても上品な味でした。甘さとサクサク感に品があるかりんとう!

私はかりんとうの美味しさに、大人になってから目覚めましたが、うちの子達は既に大好き。
争って食べていたら、すぐに…。

今度は私がどなたかに差し上げたくなりました!

包み紙がまたよいのです。
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「また余計なもの作って…」とのAの視線を受けながらも、捨てられずに小箱に貼りつけ。
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「おかあさんありがとう、宝物入れにするね!」と、娘Aが喜んでくれましたが。こういうのもあと数年のうちですねもうやだ〜(悲しい顔)



もうひとつ。
これは、川越紋蔵庵の「川越ポテトクッキー」です。
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川越在住の友人からお土産にいただきました。
想像していたよりずーっとサツマイモの味が濃厚!
様子も輪切りのサツマイモそっくり。
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次は栗の渋皮煮にでもやってみましょう。
栗の皮むきも、無心になれる作業ですよ〜。


posted by katsumi at 13:54| 埼玉 ☔| Comment(0) | 食べる・飲む | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月25日

戸田の家−建主さんと、

用いる材料や各部の形状など、設計段階で概ねは決めてしまっていますが、現場の進捗に伴い、建主さんに判断いただかなくてはならない具体的な事柄が出てくるものです。

着工後の変更や、現場で解決すればと先送りした問題などは、トラブルにつながりやすいもの。
ingの中での見積もり変更や、材料・人の手配の変則などは、工事の遅れやコストアップの問題が必ず絡んでくるので、できるだけ設計段階で答えを出しておけるものはそうしておくのが賢明です。

それでも着工後に検討することになるのは、工事進行上発生するちょっとした変更に関する許可や、空間の形が出来てきたからこそ決断しやすくなる各部のカラー選びなどです。

それぞれに材料の手配や制作順などにより、チョイスのタイムリミットがあります。
仕事が止まったり手戻ったりすることの無いよう、何をいつまでに決めてもらうかに、いつも気を使います。

職人さんたちにとっては一度造ったものを直したり、ましてや壊さなくてはならない事態は最も避けたいことですから、建主さんが「こういう風になるとは思わなかった」との言葉を発することの無いよう、設計者は問題となりそうな箇所を読んで、事前事前に説明を行っておく必要があります。

建主さんの方も、説明を受けよく理解し、適時に答えを出していく姿勢で臨んでいただきたいと思います。


ユニットバスや住設機器は、着工したら早い段階でショールームに確認に行ってもらったり、詳しいカタログで見積の内容を把握しておいてもらいます。

左官の塗り材や特殊な樹種などは、サンプルを用意して、実際の現場に置いてみて判断すると間違いがありません。
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納まりの変更なども、使い勝手に影響する内容や、建主さんが気にかけていたデザインに関わることであれば、確認を欠かさないようにします。



ここ戸田の家の現場でも、現場監理の度に写真と共に進捗を報告し、2〜3週に一度の割合で現場打ち合わせに参加していただきました。

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職人さんからたたみ表の説明を受ける建主さん


打ち合わせに参加していただくだけでなく、この現場では建主さんによるDIYも。

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雨戸戸袋鏡板の蜜蝋ワックス塗り。

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面格子の「ウッドロングエコ」塗り

他にもベランダやデッキのスノコ板も塗装いただきました。



工事もゴールが見えてきた今、暮らし始めてからのことにも目を向けます。

窓のカーテンやスクリーン選び、家電品や細々とした必需品の入手も。

先日は家具のショールームにご一緒し、食卓と椅子、ソファとテーブルを選んできました。
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刻々と出来上がっていく現場を眺めたり、家具選びなど楽しい作業がある一方、
引越しや登記など、避けては通れない大仕事も控えています。
建主さんが最も多忙になるのはこれからです!




posted by katsumi at 22:42| 埼玉 ☁| Comment(0) | 住まいの設計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月21日

戸田の家−内部左官工事

大工さんが上がるのと入れ違いに、内部左官工事が始まりました。

この家の内部仕上げは、多くの部分で漆喰塗り。
壁にも天井に用いています。

まず初日は下ごしらえのカンレイシャ貼りです。
下地である石膏ボードの継ぎ目部分に布を貼り、ボードの切れ目が仕上げの表面に及ぶのを防止するものです。
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ちなみにカンレイシャは、「寒冷紗」と書きます。
平織りの薄い布で、昔は綿や麻で織られていました。
元々は農業の場で冷気や日射を調整するために使われたのが始まりのようですが、縫製や食品加工、製本、美術など様々な分野で裏方として多用されてきた布です。
建築でも、塗り壁や塗装の下地処理として欠かせない存在です。
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このカンレイシャは、ガラス繊維製で裏面に糊が付いていました。


続いては養生テープ貼り。塗り部分の接する木部に塗り材が付かないようにするため。
床に置かれているのが養生テープ。バケツの中に見えるのがカンレーシャテープです。
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下塗りは漆喰用プラスターで。
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プラスター塗りは、漆喰の水分を石膏ボードの紙が吸収するのを防止し、ある程度の厚みにより表面の不陸を整えるためです。
繊維スサが入っており、強度も出ます。
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下塗りが概ね乾いたら、もう一度養生です。
下塗り用のピラピラしたポリシート付のテープを剥がし、仕上げ塗りの厚みを逃げた部分にマスキングテープを貼りこみます。
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木部に糊が残らないよう、ごく弱い粘着性のテープを使用。
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階段手摺のブラケットなど細かな部分も丁寧に貼り込み。
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一方では、仕上げ塗りの漆喰の調合です。

貝灰と石灰を合わせて水を足し、
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つなぎに、海草から作った「つのまた」を混ぜ、
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強度を増し、割れを防止するために麻繊維も入れ、
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漆喰の調合完了です。化学糊や石油製品のファイバーは入れてませんパンチ
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一気に必要な分量を作っています。
漆喰は空気に触れて硬化する物質なので、蓋をし密閉しておけば、このまま何日も持つとのこと。

仕上げ塗りは正味3日で完了。
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仕上げのテクスチャーは、制作いただいた3つのサンプルから選択。
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ツルッした押さえ塗りでなく、少〜しコテ目を残した撫で切りに。
真中のサンプルですが写真ではどれも同じですね。たらーっ(汗)



上のサンプル写真に写っていますが、もうひとつ左官屋さんの手になる部分があります。

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玄関とポーチの床、玉砂利洗い出し仕上げです。
黄土・砂・セメントの基材に、2分(6mm前後)の玉砂利を混ぜたもの。
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やはりタイルと違い、継ぎ目の無いこの仕上がりが好きですね手(チョキ)


次の工程は壁・天井の紙貼りです。



















posted by katsumi at 11:34| 埼玉 ☔| Comment(0) | 住まいの設計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月19日

戸田の家―大工工事終了

上棟後、現場でずっと続いていた大工工事が、終盤です。

外のベランダ手摺や、面格子は足場解体の前に済ませていました。
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ベランダやデッキのスノコ床張り、
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内部は、壁や天井下地の石膏ボードを全て張り終え、細かな造作工事を片付けていきます。

階段に面する廊下の手摺制作
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玄関靴入れの箱部分も大工さんが造ります。
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扉は、箱サイズを採寸して建具屋さんが制作設置します。

キッチンキャビネット脇の側板設置
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書斎のデスク板設置
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これら広幅の板は、飯能のフォレスト西川さんにサイズオーダーしたものです。

ここは押入脇に建具が引き込まれる部分。
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壁は作らず一旦大工さんは引き上げます。
その理由は、、、、インテリアに現れてしまう部分に続く漆喰仕上げを、左官屋さんが施工しやすいように、です。壁を作ってしまうと、見えない中、手を伸ばしての作業となってしまいますから。


そして、最後に残した大仕事は、「階段」でした。
加工した段板と側桁。
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二つの曲がりを持つコの字平面のこの家の階段は、大工さんにとっては「一番厄介な仕事」とのこと。
どう納めるか、考え込む棟梁父。
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化粧の親柱にストリップ階段が絡み、真壁造りの壁とも取り合う。
とにかく「これは難しいよ〜、どう納めるか考えて図面描いてる?」と厳しい言葉が飛んできましたあせあせ(飛び散る汗)
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3尺モジュールの設計において、階段を少しでも広くスッキリとさせようと思うと、どうしても真壁納まりにしたくなります。
でも、絡みが多く納めるのは大変なのもわかります。
そういえば、前の現場でも、折り返し階段間の壁を厚板一枚で納めてもらいましたが、監督さんからも棟梁からも「もうやりたくない!」と言われてしまいました。すごくスマートに仕上がったんですけどね。↓
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では、出来ていく過程の写真を並べました。

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2階から側板の印し付けの補助で呼ばれた棟梁

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9枚目の段板を納めるために、押入側の壁を仕上ずに残してあります。ここからしか入らない!

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「この階段、茂木さんじゃなきゃ出来ませんから!」と何とか取りなし、造っていただきました。
ブツブツ言いながらも、ちゃんと図面どおりに造ってくださり、さすが!

手摺はなぜか棟梁が担当。
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二つの曲がり部分の一方は3分割、もう一方は分割無しなので、自ずと手摺の勾配は不規則に。
加工したスギの角材を連続させていくので、外しては合わせを繰り返しての、こちらも手間のかかる仕事となってしまいました。
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形は完成させたものの、ブラケットを残し壁に取り付く手摺は設置せずに引き上げです。
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これも左官屋さんの漆喰塗りを考慮してのこと。

階段も手摺も完璧な出来栄えです。
玄関を入って正面、まず目に付くこの家の見せ場となりましたぴかぴか(新しい)

茂木棟梁親子、正味3ヶ月半ありがとうございました!
振り返ってみると、これだけの仕事量にしては早い進みでした。
棟梁を張れる人が二人でやって、手際よく手戻りが無い。これに尽きますね!





posted by katsumi at 00:58| 埼玉 ☁| Comment(0) | 住まいの設計 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月09日

ゲラチェックとサービスバルコニー

ここ何日間か、図面描きと現場監理の合間を縫って続けていた作業が、原稿書きとゲラチェックです。
『家づくり至高ガイド2012』が今月末に発売予定でして。
かなりの追加原稿と図を入稿しました。
そして、そのそばからゲラが上がってきて、怒濤のようなチェック作業。
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先ほど、何とか終えました。手(チョキ)

それでも、、、尊敬する敏腕エディターの松永さんが、私たちの負担が少しでも減るようかなりの部分を進めてくれていて、本当に助かりました。

至高ガイド、更にブラッシュアップされたと思います。
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ほっと一息。

Wさんから、またうれしい贈り物が届きました。

土浦市の下田梨園さんの豊水とニンニクです。

「有機肥料を多く使用し、できるだけ農薬を使わずに」作った梨は、「好天と適度な雨のおかげで、味・大きさ共に上出来」とありました。
その通り、甘くて濃い味。とても美味しい豊水でした!
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カメラの前に割り込んできたミルキーに隠れそうですが…、立派な梨ですぴかぴか(新しい)


一緒に届いたニンニクは、有機肥料のみ使用の完全無農薬栽培なのだそうな。
ニンニク消費量の多いわが家にとっては、大歓迎! 大事にいただきます〜。
「湿気に弱いので、風通しのよい所で保存を」とあったので、自慢(?)のサービスバルコニーに吊るしときました。
こんなかんじ。
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わが家、マンションながら、キッチンに二つの小さなバルコニーがあり、北側の方を食品を置く冷暗所に充てています。
出ることも出来ないほど小さなスペースなので、窓を開けたら直接出し入れできる棚を置き、ジャガイモもこんな感じで転がしてあります。
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こんなちっちゃなスペースですが、貴重ですよーダッシュ(走り出すさま)

ちなみに、以下がその部分を室内から見たときのbefore→afterでございます。
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ということで、
ゲラチェックとサービスバルコニー。
何の脈絡もない二つの話題でした。
posted by katsumi at 16:17| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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