住まい手とつくり手とが一緒になって、家族の幸せのための家づくりをすることをめざします

2008年04月05日

松の曲がり梁

基本設計をお手伝いしたつくばの家が、先週末に上棟の運びとなりました。
造り手は笠間の八重樫棟梁。古民家再生で有名な建築家降旗廣信氏の仕事も何度か経験されている大工さんです。
何軒か手掛けたものを見せていただいていて、その腕の確かさ折り紙付です。



曲がった赤松(最長5間)の丸太梁を、自在に使いこなしていました。
梁と梁を継いで一本の材にする伝統的な大工の技(継手)も人を唸らせますが、端から端までを一本物の曲がり丸太で架け渡す様も、相当の技の迫力です。
材自体は高価ではありませんが、丸太は同じ材断の角材に比べると格段の強さを持ちます。
ただ、曲がり具合を読みきって組まなければならないので、難しい仕事なのです。現在は大抵の大工さんが敬遠しますが、八重樫さんは馴れたもの。



けれどもっと驚いたのは材の調達についてです。
八重樫さん自身が近山の立ち木を選定、伐採、製材、そして刻みまで一人でこなしてしまうというのです!! これは八重樫さんがお父さんから受け継いだやり方だそうで、大変なこだわりようです。ここまでやる大工さんには、初めてお目にかかりました。

伝統に倣い餅撒きも。知合いの大人子どもが大勢集まりにぎやかでした。建主さんご家族もうれしい笑顔全開でした。



posted by katsumi at 10:37| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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